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パパベリン、プロスタグラディンなどの薬剤を、血管作動薬として陰茎海綿体にを自己注射する方法があります。
医師の診断を受けて、患者それぞれに適した薬液の調合、量など決めます。
注射器は糖尿病のインンシュリン注射に用いるのと同じ小さなもので、オートインジェクターにより瞬時にさして注入するため痛みはほとんどありません。
局部をマッサージしながら5?10分も待てば、勃起してくるようになります。約1時間?2時間は持続するので、その間にセックスをすれば十分に挿入行為ができるというわけです。この自己注射はオーストラリアの泌尿器科医、ジャック・パイスマンが考案したので「パイスマン治療法」となずけられています。
有効率は90?95%と言われ、副作用がほとんどないので、バイアグラ以前は欧米などで主流の治療法でした。現在でもバイアグラの効果がない場合や心臓の持病がある場などに用いられています。
しかし、日本では自分で注射する行為は禁止されているため、日本でこの海綿体注射療法はほとんど普及していませんでした。
ただ最近になって、厚生省から各メーカー側に「自己注射」開発の承認が出されました。つまり、開発し販売をしてもよろしいという承認が出たわけです。これを受けてメーカーが開発したら、ED患者は自宅でPGEIの注射を打てることになります。
極細の針を使用するために、あまり痛みはありませんが、自分で打つために、慣れるまでは怖いという印象を受けそうです。
患者自身が注射するのは違法だとしても、医師に注射してもらった後に行為をすればいいわけなのですが、それすら規制されています。
これは専門医の間で「ホテル直行法」と呼ばれ、主に心因性EDを対象とし、患者の自信回復を目的とするれっきとした治療法です。
パートナーは病院近くのホテルか自宅に待機しており、医師の注射で勃起した患者はそこに直行するのだ。1?3回の施行で70%が完治すると言われます。
ただし、難点は異常な慌しさです。勃起状態のままで外を歩行(走行)したり、電車やタクシーに乗ったり、運転したりする必要があるのですから。